50代におすすめの資格一覧!セカンドライフを一層充実させる資格とは

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人生の折り返しである50代は、前半の経験を棚卸し、セカンドライフをどのように生きるかを考える時期だと思います。みなさまのセカンドライフが充実したものになるように、おすすめの資格をいくつかご紹介します。

日商簿記

資格の概要企業の経営活動を記録・計算・整理して、企業の経営成績と財政状態を明らかにする
資格取得者数公式サイト上では掲載なし。合格者数から1級推計5万人超・2級推計90万人超・3級推計200万人超。
公式サイト https://www.kentei.ne.jp/

中小企業では経理担当者の高齢化が進んでおり、職務経験豊富な50代のニーズが高まっています。簿記で学べる経理・会計の知識は、多くの企業で必要とされます。即戦力としてアピールできるので、再就職や転職活動を有利に進め、セカンドキャリアの選択肢が広がります。また、簿記の知識は、家計の収支を把握し、無駄な支出を削減する家計管理能力の向上に役立つので、老後の生活設計に役立ちます。

キャリアコンサルタント

資格の概要労働者の職業の選択、職業生活設計または職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、カウンセリングを行う
資格取得者数79,063人(2025年1月末時点)
公式サイトhttps://www.career-shiken.org/

長年の社会経験や職務経験を通じて、50代には豊富な知識やスキル、人脈を培ってきています。こうした経験がキャリアコンサルタントとして相談者の悩みに寄り添い、的確なアドバイスをする上で非常に役立ちます。また、ご自身のキャリアを振り返り、本当に歩みたいセカンドキャリアを考える手掛かりにもなるかもしれません。

メンタルヘルス・マネジメント検定

資格の概要働く人の心の不調やストレスへの対処法について学べる
資格取得者数公式サイト上では掲載なし。合格者数からⅢ種(セルフケアコース)推計8万人超・Ⅱ種(ラインケアコース)13万人超・Ⅰ種(マスターコース)3千人超
公式サイトhttps://www.mental-health.ne.jp/

50代は、多くの人が管理職として経験を豊富に積んでいる年代です。メンタルヘルス・マネジメント検定の学習を通じて、これまでの経験を体系的に整理し、メンタルヘルスに関する専門的な知識を習得することで、管理職としてのスキルをさらに向上させることができます。

介護予防健康アドバイザー

資格の概要身体機能や主な運動器疾患、安全管理などの知識をふまえ、中・高齢者の健康的な暮らしの維持をサポートする
資格取得者数公式サイト上では掲載なし
公式サイトhttps://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/1419/

50代に入ると、親の介護を経験する方が少なくありませんが、介護に関する基本的な知識を学ぶためにも、通信教育で取得できる介護予防健康アドバイザーの資格の取得がおすすめです。ケアマネージャーや介護福祉士もありますが、専門的な知識が必要で、実務的なプロセスも必要なので取得難易度が高いです。またすでに介護の経験がある方はその経験から高齢者の気持ちに寄り添い、適切なケアプランを作成することができます。

ファイナンシャルプランナー

資格の概要人生の夢や目標をかなえるために資金計画を立て、経済的に実現に導く
資格取得者数185,810人(2024年5月時点)
公式サイトhttps://www.jafp.or.jp/

50代は定年退職や老後生活が現実味を帯びてくる時期です。ファイナンシャルプランナーの学習を通じて、自身の退職後の資金計画、年金、保険、相続のことなどについて、具体的なライフプランを立てることができます。これにより、将来への不安を軽減し、安心したセカンドライフを送る準備ができます。

チャイルドカウンセラー

資格の概要子どもの心の悩みや問題の相談を受け、カウンセリングで解決する
資格取得者数資格取得者数 公式サイト上で掲載なし。累計受講者数は2024年時点で1万人超
公式サイト https://www.jadp-society.or.jp/course/child/

50代は子供たちが巣立ち、子育てに一区切りつく時期でもあります。子供の悩みは多岐にわたり、複雑な背景を持つことをご存知でしょう。豊富な子育ての経験は子供や保護者の気持ちに寄り添い、共感する上で大きな強みとなります。

日本健康マスター検定

資格の概要健康に関する知識(ヘルスリテラシー)を習得し、その知識を活用して健康的な生活を送る
資格取得者数100,959人(2025年3月時点)
公式サイトhttps://kenken.or.jp/

50代に入ると身内も高齢化していき、体調を崩す人が増えてくるため、自分の健康上の不安を感じ始める時期でもあります。健康ソムリエの学習を通じて、自身の体の状態を把握し、食事、運動、睡眠など、適切な健康管理の方法を学ぶことができます。

薬膳コーディネーター

資格の概要中医学(中国古来の伝統医学)の考え方に基づいた食事(薬膳)の知識を活かし、コミュニティで健康的な体作りを促す
資格取得者数約34,465名(2024年末時点)
公式サイトhttps://www.u-can.co.jp/薬膳コーディネーター/

50代は前述のような理由で健康への関心が高まる時期です。薬膳の知識を学ぶことで、自身の体質や体調に合わせた食事を実践し、健康維持・増進に役立てることができます。

行政書士

資格の概要官公署に提出する書類の作成とその代理、相談を受ける
資格取得者数 52,750名(2024年8月時点の登録者数)
公式サイト https://gyosei-shiken.or.jp/

行政書士は士業の中では比較的取得難易度が低く、定年退職後も長年培ってきた経験や人脈を活かし、セカンドキャリアを築くことが可能です。

行政書士には定年がなく、健康であれば、年齢に関係なく長く働くことができます。50代からでも十分に活躍できるチャンスがあります。

終活ガイド

資格の概要終活の基礎知識から実践的なスキルなどを体系的に学び、自他の終活をサポートする
資格取得者数3万名以上
公式サイトhttps://shukatsu-kyougikai.com/license/

50代と言えば人生の後半戦に差し掛かり、終着点を意識し始める頃合いでもあります。終活の本当の意味をご存じでしょうか?終活は健康から介護、老後資金、財産の管理、葬儀、お墓など老後の様々な懸念事項を解決しておき、セカンドライフを楽しく生きるための準備活動の総称です。終活ガイドであれば上級資格の『心託コンシェルジュ』を取得すれば、終活をガイドして収益を得るというセカンドキャリアを築くこともできます。50代におすすめしたい資格となります。

監修

相川 友希
相川 友希終活ガイド資格アドバイザー
1984年9月生まれ、千葉県出身。
女性アイドルグループ・SDN48の元メンバー、レースクイーン等の芸能活動を経験し、2014年より茂原市の観光大使を務める。新型コロナが流行り出した頃に最愛の父親が突然亡くなり、「誰でもいつかは死ぬ」ということを痛感する。父親とバージンロードを歩く夢は叶えられず、突然の終わりに不安を抱えていた時に終活に辿りつき、その必要性に気付く。現在はより多くの方に終活の必要性を伝えるため、アドバイザーとして全国に終活スペシャリストを育成する活動を行っている。

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