【771名を対象に「お別れビデオ」に関する意識調査】4割以上が興味ありと回答する一方、8割以上が見たことがない結果に。

お知らせ

生前の身元保証から死後事務まで、終活に関するトータルサポートを提供する一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループは、10〜90代の男女771名を対象に「お別れビデオ」に関するアンケート形式の意識調査を実施しました。
本調査は「お別れビデオ」という手段を通じて、大切な人へ思いを伝えることについての意識や実態を明らかにするために実施しました。
記録や伝達の手段が多様化するなかで、映像を使ったメッセージが終活の新たな選択肢として広がる可能性があります。
本調査結果が、ご自身やご家族との関係を見つめ直す機会や終活における新しい形を考えるヒントとしてご活用いただければ幸いです。

調査トピックス

  • Q1.終活の一環として、自分が出演するビデオメッセージ(以後、お別れビデオ)を葬儀で流す方が増えています。興味はありますか?
  • Q2.今までお別れビデオを見たことはありますか?
  • Q3.お別れビデオを残すメリットは何だと思いますか?
  • Q4.作成は自分でしたいですか?業者に依頼したいですか?
  • Q5.お別れビデオを作成するにあたり、不安に思うことは何ですか?
  • Q6.お別れビデオはどんな人に向いていると思いますか?
  • Q7.お別れビデオを通して、何をいちばん伝えたいですか?
  • Q8.お別れビデオを作成する上で、どんな部分にこだわりたいですか?
  • Q9.お別れビデオを作成する人の割合は、今後増えていくと思いますか?
  • Q10.お別れビデオを作成することを、人にすすめたいと思いますか?

調査結果

Q1.終活の一環として、自分が出演するビデオメッセージ(以後、お別れビデオ)を葬儀で流す方が増えています。興味はありますか?

興味がある=48%
興味がない=52%

終活の新たな選択肢として注目されつつある「お別れビデオ」について、「興味がある」と答えた人が全体の48%にのぼり、半数近くが関心を寄せていることがわかりました。
一方で、「興味がない」とする回答も52%とほぼ同数であり、お別れビデオに対する意識は拮抗している状況です。

Q2.今までお別れビデオを見たことはありますか?

ある=16%
ない=84%

「今までお別れビデオを見たことはありますか?」という質問に対しては「ある」と答えた人は全体の16%にとどまり、84%が「ない」と回答しました。
つまり、お別れビデオに対する興味関心はあるものの、実際の視聴体験はまだ広く浸透していないことが明らかになっています。

言い換えれば、お別れビデオはまだ新しい文化として発展途上であり、今後の社会的認知や機会の増加が普及の鍵を握っているといえるでしょう。

Q3.お別れビデオを残すメリットは何だと思いますか?

生前の元気な姿を見てもらえる=23%
葬儀を暗い雰囲気にせず、明るい雰囲気にできる=15%
死後も映像データとして残るため、家族に喜ばれる=13%
離れて暮らす家族・友人・知人にも見てもらえる=5%
文字ではなく、自分の言葉で想いを届けられる=44%

「お別れビデオを残すメリットは何だと思いますか?」という設問に対しては最も多かった回答が「文字ではなく、自分の言葉で想いを届けられる」(44%)でした。
これはテキストや遺書などでは伝えきれない声や表情、口調といった人間らしさが映像では残せるという価値を多くの人が感じていることを示しています。

次いで多かったのは「生前の元気な姿を見てもらえる」(23%)という回答で、生前の姿や表情を残したいという想いが一定数あることが伺えます。
「葬儀を暗い雰囲気にせず、明るい雰囲気にできる」(15%)や「死後も映像データとして残るため、家族に喜ばれる」(13%)といった、故人のメッセージが残された人々の心を明るくすることへの期待も表れています。

一方で、「離れて暮らす家族・友人・知人にも見てもらえる」と答えた人は5%にとどまりました。

Q4.作成は自分でしたいですか?業者に依頼したいですか?

自分で作成したい=60%
業者に依頼したい=40%

「作成は自分でしたいですか?業者に依頼したいですか?」という質問では「自分で作成したい」が60%と過半数を占めました。
この結果からは、お別れビデオを自己表現や自分自身の意志を伝える手段と捉え、他人任せにせず自ら準備したいという意識の高まりがうかがえます。

一方で、「業者に依頼したい」と考える人も40%存在しており、クオリティや編集技術、第三者によるサポートを重視する層が一定数いることも明らかです。
特に高齢者や撮影・編集に不慣れな層にとっては、プロに任せることで安心して想いを形にできるという点が評価されていると考えられます。

Q5.お別れビデオを作成するにあたり、不安に思うことは何ですか?

動画編集技術を持っていない(自分で作成する場合)=34%
費用(業者を利用する場合)=36%
ビデオメッセージには法的な効力がない=5%
緊張して上手に話せる自信がない=26%

「お別れビデオを作成するにあたり、不安に思うことは何ですか?」という質問では「費用(業者を利用する場合)」が36%で最も多く、次いで「動画編集技術を持っていない(自分で作成する場合)」が34%という結果となりました。
これは作成方法を問わず手間やコストに対する不安が共通して存在していることを示しています。

また、「緊張して上手に話せる自信がない」という回答も26%を占めており、カメラの前で自分の気持ちを言葉にすることの難しさや心理的なハードルを感じている人も多いことが分かります。

一方で、「ビデオメッセージには法的な効力がない」といった形式面への懸念を挙げた人は5%にとどまりました。
多くの人が「法的効力」よりも「想いをどう残すか」という感情的な価値を重視している傾向が見て取れます。

Q6.お別れビデオはどんな人に向いていると思いますか?

面と向かって話すのが苦手な人=29%
文章を書くのが苦手な人=17%
これまでの人生を振り返りたい人=41%
デジタルコンテンツに抵抗のない人=13%

「お別れビデオはどんな人に向いていると思いますか?」という質問に対しては、「これまでの人生を振り返りたい人」(41%)が最も多くの支持を集めました。
このことから、お別れビデオは単なる伝達手段ではなく、人生の棚卸しや自己の総括の機会として受け止められていることがうかがえます。

次いで多かったのは「面と向かって話すのが苦手な人」(29%)であり、対面では伝えづらい想いや感謝の言葉を映像という手段を通して伝えられることに魅力を感じている人が多いことがわかります。

また、「文章を書くのが苦手な人」(17%)や「デジタルコンテンツに抵抗のない人」(13%)といった回答からは映像という手段が書くよりも話す方が得意という人やテクノロジーに親和性のある層にとって、心理的なハードルが比較的低い選択肢となっていることが読み取れます。

Q7.お別れビデオを通して、何をいちばん伝えたいですか?

感謝=83%
謝罪=1%
自身の生涯や思い出=8%
死後にお願いしたいこと=8%

「お別れビデオを通して、何をいちばん伝えたいですか?」という質問に対しては圧倒的多数の83%が「感謝」と回答しました。
この結果はお別れビデオが単なる情報伝達の手段ではなく、これまで支えてくれた家族や友人、大切な人たちへの感謝の気持ちを伝える心の贈り物として捉えられていることを示しています。

一方で「自身の生涯や思い出」(8%)や「死後にお願いしたいこと」(8%)といった内容も一定数の支持を集めており、自分自身の歩みや遺志を記録として残しておきたいというニーズも存在しています。

「謝罪」と回答した人は1%にとどまり、お別れビデオは後悔を伝える場というよりも感謝や人生のまとめを伝える前向きな機会として認識されていることがうかがえます。

Q8.お別れビデオを作成する上で、どんな部分にこだわりたいですか?

家族へのメッセージ=66%
テーマや構成=5%
インタビュー形式での人生の振り返り=3%
編集=3%
見た人を笑顔にさせること=23%

「お別れビデオを作成する上で、どんな部分にこだわりたいですか?」という質問では、最も多かったのは『家族へのメッセージ』(66%)でした。
これはお別れビデオが「自分自身のため」というよりも、残される家族や身近な人へ向けた最後の伝言として強く意識されていることを示しています。

次いで「見た人を笑顔にさせること」(23%)という回答も一定数あり、悲しみの中にもあたたかさやユーモアを添えたいという前向きな想いが伺えます。

一方で「テーマや構成」(5%)や「インタビュー形式での人生の振り返り」(3%)、「編集」(3%)といった技術的・演出的なこだわりを持つ人は少数にとどまっています。
これは形式や完成度よりも気持ちが伝わることを大切にしたいと考える傾向が強いことが分かりました。

Q9.お別れビデオを作成する人の割合は、今後増えていくと思いますか?

思う=83%
思わない=17%

「お別れビデオを作成する人の割合は、今後増えていくと思いますか?」という問いに対しては実に83%の人が「思う」と回答しました。
これは現時点では視聴経験や作成経験が限られているにもかかわらず、お別れビデオという文化が今後、社会により広がっていくと多くの人が予測していることを示しています。

その背景には映像制作ツールやスマートフォンの普及により、誰もが簡単に動画を撮影・編集できる環境が整ってきたことや言葉や表情を通じた個人の想いの伝達手段としての映像表現が身近になりつつあることが考えられます。

一方で「思わない」と回答した人も17%おり、プライバシーや文化的な抵抗感、あるいは映像に自分を残すことへの心理的なハードルが依然として存在している可能性も伺えます。

それでも全体としては、お別れビデオに対する肯定的な展望が多数派であり、今後の社会的認知や導入のしやすさ次第で、終活のスタンダードな手段の一つとして広がっていく可能性が高いといえるでしょう。

Q10.お別れビデオを作成することを、人にすすめたいと思いますか?

思う=65%
思わない=35%

「お別れビデオを作成することを、人にすすめたいと思いますか?」という質問では65%が『すすめたい』と回答しました。
これはお別れビデオに対して個人的に価値を感じているだけでなく、周囲の人にもその意義を共有したいと考えている人が多数であることを示しています。

一方で「思わない」と回答された方も35%存在しており、お別れというテーマそのものが人によって受け取り方に差があることが影響していると考えられます。

それでも、全体の6割以上が肯定的な姿勢を示していることから、お別れビデオは「自分のため」であると同時に「家族や大切な人たちのため」にもなりうる終活の手段として今後さらに受け入れられていく可能性が高いといえるでしょう。

当社としても、この調査結果を踏まえ、お客様にとって有益になる情報提供に努め、終活に関するトータルサポートを行ってまいります。

調査概要

調査人数:771名(終活ガイド資格検定2級、3級資格取得者)
調査期間:2025年4月1日〜2025年4月30日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

【本リリースの引用について】 

本プレスリリースの内容(調査結果・図表・コメントなど)は、引用いただいて構いません。 引用いただく際は、出典として「一般社団法人終活協議会/想いコーポレーショングループ」の名称を明記し、「https://shukatsu-kyougikai.com/news/3647」へのリンク設置をお願いいたします。
 ※内容の改変や誤解を招くような形での引用はご遠慮ください。

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