身寄りのない独身者の約7割が「老後をひとりで迎えること」に不安。「緊急時の対応」「入院時の身元保証」「亡くなった後の手続き」が上位に

お知らせ

年齢を重ねるにつれて、ふと頭をよぎる「ひとりの老後」。

急に倒れたとき、誰が気づいてくれるのか。入院や施設に入るとき、保証人はどうすればよいのか。考え始めると、不安が次々とあふれてきます。

それでも、いざ「では、どう備えればよいのか」と問われると、答えに詰まってしまう方も多いのではないでしょうか。漠然とした心配はあっても、具体的な一歩を踏み出すきっかけはなかなかつかみにくいものです。

そこで今回は株式会社NEXERと共同で、事前調査で「現在独身で子どもがおらず、かつ身近に頼れる家族がいないと感じる状況にある」と回答した全国の男女108名を対象に「おひとりさま・身寄りのない方の老後不安」についてのアンケートをおこないました。

「おひとりさま・身寄りのない方の老後不安に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年5月18日 ~ 5月24日
調査対象者:事前調査で「現在独身で子どもがおらず、かつ身近に頼れる家族がいないと感じる状況にある」と回答した全国の男女
有効回答:108サンプル

質問内容

質問1:「老後をひとりで迎えること」への不安を感じたことはありますか?
質問2:具体的にどのような不安がありますか?(複数回答可)
質問3:緊急時(急な入院・事故など)に連絡・対応してくれる人が身近にいない場合、どのように備えようと考えていますか?
質問4:「特に考えていない」と回答した方は、その理由を教えてください。「その他」と回答した方は、どのように備えようと考えているか教えてください。
質問5:「身元保証から日常生活のサポート・死後事務まで、一貫して任せられるサービス」があることを知っていましたか?
質問6:「身元保証から日常生活のサポート・死後事務まで、一貫して任せられるサービス」を利用してみたいと思いますか?
質問7:その理由を教えてください。
質問8:「身元保証から日常生活のサポート・死後事務まで、一貫して任せられるサービス」を利用する際に「最も不安なこと・確認したいこと」は何ですか?
質問9:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

質問1:「老後をひとりで迎えること」への不安を感じたことはありますか?

まずは「老後をひとりで迎えること」に不安を感じたことがあるかどうかを聞いてみました。

その結果「とてもある」が45.4%、「ややある」が25.9%を占め、合計71.3%もの方が不安を経験しています。
頼れる家族が身近にいない状況では、ひとりの老後が大きな心配ごとになりやすいことが浮き彫りになりました。

実に7割を超える方が「不安を感じたことがある」と答えた事実は、決して見過ごせるものではありません。

質問2:具体的にどのような不安がありますか?(複数回答可)

では、具体的にはどのような不安があるのでしょうか。
不安を感じたことがある方に、具体的にどのような不安があるか聞いてみました。

最も多かったのは「緊急時の対応」で62.3%でした。
次いで「入院時の身元保証」が61.0%、「亡くなった後の手続き」が53.2%と続きます。
上位に並んだのは、急に倒れたときの対応、入院・手術の際の保証、そして死後の手続きといった、日々の暮らしや人生の節目に直結する、きわめて実務的な項目です。
誰かが代わりに動いてくれるという前提がない場合、不安はより具体的な「困りごと」として表れやすいようです。

質問3:緊急時(急な入院・事故など)に連絡・対応してくれる人が身近にいない場合、どのように備えようと考えていますか?

続いて、緊急時に連絡・対応してくれる人が身近にいない場合、どのように備えようと考えているかを聞いてみました。

最も多かったのは「特に考えていない」で48.1%でした。
不安は感じていても、実際の対策にはまだ踏み出せていないという、もどかしいギャップが浮き彫りになりました。
次いで「自治体や公的な支援を調べたい」が20.4%、「家族・親族に頼るつもり」が13.9%、「友人・知人に頼るつもり」が8.3%、「民間の支援サービスを利用したい」が6.5%、「その他」が2.8%となっています。

質問4では「特に考えていない」「その他」と回答した方に、その理由や考えを聞いてみたので、一部を紹介します。

  • どうすれば良いのか全くわからないから(40代・女性)
  • 今の生活で手が一杯だから(30代・女性)
  • どうすればいいのかわからないのと、何をすればいいか調べる気力がないため(30代・女性)
  • 頼れる先が無いのでどうしようもないです。(30代・男性)
  • 老後に漠然とした不安があるが具体的なことを考えたことがないから(40代・女性)
  • 実感がわかないから(50代・男性)

「どうすれば良いのかわからない」「頼れる先がない」といった声からは、備えたい気持ちはあっても、具体的な行動に移せていない様子がうかがえます。また、「今の生活で手が一杯」「調べる気力がない」という回答からは、将来への不安を抱えながらも、目の前の生活を優先せざるを得ない現実も見えてきました。

緊急時の備えが必要だとわかっていても、何から始めればよいのかわからない状況が、多くの方にとって大きな壁になっているようです。

質問5:「身元保証から日常生活のサポート・死後事務まで、一貫して任せられるサービス」があることを知っていましたか?

続いて、「身元保証から日常生活のサポート・死後事務まで、一貫して任せられるサービス」があることを知っていたかどうかを聞いてみました。

その結果「知らなかった」が73.1%、「知っていた」が26.9%となりました。

「身元保証から日常生活のサポート・死後事務まで、一貫して任せられるサービス」とは、入院や施設入所のときの保証人の役割から、日々の暮らしの手助け、そして亡くなった後の手続きまでを、まとめて引き受けてくれる仕組みのことです。

質問6:「身元保証から日常生活のサポート・死後事務まで、一貫して任せられるサービス」を利用してみたいと思いますか?

では、こうしたサービスを利用してみたいと思うのでしょうか。
「身元保証から日常生活のサポート・死後事務まで、一貫して任せられるサービス」を利用してみたいと思うか聞いてみました。

その結果「とても思う」が23.1%、「やや思う」が29.6%となり、合わせて52.7%の方が利用に前向きな姿勢を示しました。一方で「あまり思わない」は25.9%、「まったく思わない」は21.3%でした。

サービスを「知らなかった」と回答した方は7割を超えていたものの、内容を知ると半数以上が利用したいと回答しています。サービスの存在や内容が伝わることで、関心を持つ方が増える可能性がありそうです。

質問7では、サービスを利用してみたいと思う理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

  • もしものときにサポートしてくれるサービスがあると普段から安心して過ごせるので(40代・男性)
  • いざという時でも大丈夫という安心感ができると思うから(30代・女性)
  • 自分一人ではどうしたら良いのかわからなかったから(40代・女性)
  • 孤独死に至るのはいいもののその後特殊清掃のお世話になりたくないため(40代・男性)
  • 親族に迷惑をかけたくないので(50代・男性)
  • 家族は遠方に住んでいるし、友人も少ないから(40代・女性)

利用したい理由として目立ったのは、「安心して過ごせる」「いざという時でも大丈夫だと思える」といった、日常的な安心感につながる声でした。

また、「自分一人ではどうしたら良いのかわからない」「家族が遠方に住んでいる」「親族に迷惑をかけたくない」といった回答からは、身近に頼れる人がいない状況のなかで、第三者に任せられる仕組みを必要としている様子が読み取れます。

質問8:「身元保証から日常生活のサポート・死後事務まで、一貫して任せられるサービス」を利用する際に「最も不安なこと・確認したいこと」は何ですか?

最後に、利用してみたいと思う方に、こうしたサービスを利用するとしたら「最も不安なこと・確認したいこと」は何かを聞いてみました。

最も多かったのは「費用」で45.6%でした。
次いで「信頼性」が31.6%、「どこまで対応してもらえるか」が10.5%と続きます。

費用がどのくらいかかるのか。任せる相手は本当に信頼できるのか。
利用に前向きな方であっても、お金や信頼性に関する不安は決して小さくないことがわかります。
質問9では「最も不安なこと・確認したいこと」を選んだ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「費用」と回答した方

  • お金がかかりすぎるなら活用できないから(30代・女性)
  • 足元を見られて高額な料金を請求されそうに思う(30代・男性)
  • 具体的に月にいくら必要なのか、別途追加料金がないか。(50代・男性)

「信頼性」と回答した方

  • どれだけいいサービスを謳っていても、実行されるかはまた別なので、実績などを確認したい(40代・男性)
  • 判断力のない年寄りから詐欺まがいの行為を働かないか不安だから(40代・男性)
  • 詐欺などが怖いので、安心できる所がよい(30代・女性)

「どこまで対応してもらえるか」と回答した方

  • どこまで対応してくれるか不安だから(30代・男性)
  • 何をしてくれるのかしらないので(50代・女性)
  • 「個人情報」が多くなるが、どこまで対応してくれるのか。また、「資産」も管理するのだろうが、安心して任せられるのか。(60代・女性)

「月にいくら必要なのか」「追加料金がないか」など、具体的な金額の見通しを気にする声が多く見られました。必要性を感じていても、費用が高額だったり、料金体系が不透明だったりすると、利用に踏み切りにくいことがうかがえます。
また、信頼性については、「本当に実行されるのか」「詐欺まがいの行為がないか」といった不安が挙がりました。「どこまで対応してもらえるか」と回答した方からは、サービス内容の範囲が分からないことへの不安が見られました。

費用・信頼性・対応範囲をわかりやすく確認できることが、利用を検討するうえで重要になりそうです。

まとめ

今回の調査では、身寄りがないと感じている方の約7割が、老後をひとりで迎えることに不安を抱えていることがわかりました。一方で、緊急時の備えを「特に考えていない」方も約半数おり、不安を感じながらも具体的な行動には移せていない実態が見えてきました。

その背景には、情報の不足もあるようです。身元保証から日常生活のサポート、死後事務まで一貫して任せられるサービスを知らなかった方は7割以上にのぼりました。しかし、内容を知ると半数以上が利用に前向きな姿勢を示しています。

当グループでは、身寄りのないおひとりさまや、周りに迷惑をかけたくない方のニーズに専任担当コンシェルジュがお応えする「心託サービス」を提供しています。お買い物や受診時の付き添い、福祉施設入居時の立ち会い、難しい介護認定の申請に関する相談などの日常生活支援から、病院への入院時や介護施設利用時に必要となる保証人代行サービス(身元保証)まで、幅広くお引き受けしています。

専門スタッフが、あなたの不安やお悩みに誠心誠意お答えします。

どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

<記事等でのご利用にあたって>

  • 引用元が「株式会社NEXERと想いコーポレーショングループによる調査」である旨の記載
  • 本記事(https://shukatsu-kyougikai.com/news/5186/)へのリンク設置

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