【50代以上の男女に調査】終活で約76%が家族・親族に「負担や迷惑をかけたくない」と回答。一方で老後・終活について「話したいが話せていない」人が約47%に

年齢を重ねていくと、ふとした瞬間に自分の「その後」について考える機会が増えていきます。
入院したとき、施設に入るとき、そして自分がいなくなったあと。
手続きや片付けを担うのは、多くの場合、残された家族や親族です。
できることなら、負担はかけたくない。
そう思っていても、では「いつ」「何を」始めればよいのかとなると、手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は株式会社NEXER Groupと共同で、全国の50代以上の男女450名を対象に「家族・親族への”老後の負担”に関する意識」についてのアンケートをおこないました。
| 「家族・親族への”老後の負担”に関するアンケート」 調査概要 調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2026年8月24日 ~ 9月1日 調査対象者:全国の50代以上の男女 有効回答:450サンプル 質問内容: 質問1:自分の老後や死後の手続きで、家族・親族に「負担や迷惑をかけたくない」と思うことはありますか。 質問2:特に「迷惑をかけたくない」と感じる場面はどれですか。 質問3:その理由を教えてください。 質問4:老後・終活について、家族・親族と話し合ったことはありますか。 質問5:家族と終活について話しにくい・話し合えていない理由は何ですか。(複数選択可) 質問6:家族に負担をかけずに老後・死後の手続きを済ませるために、今からできる備えをしていますか。 質問7:どのような備えをしていますか。(複数選択可) 質問8:老後や死後の手続きについて、「こんなサポートがあれば家族の負担を減らせそう」と思うものがあれば教えてください。 ※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。 |
質問1:自分の老後や死後の手続きで、家族・親族に「負担や迷惑をかけたくない」と思うことはありますか。
まず、自分の老後や死後の手続きで、家族・親族に「負担や迷惑をかけたくない」と思うことがあるかどうかを聞いてみました。

その結果、「とてもある」が46.4%、「ややある」が29.3%となり、合わせて75.7%の方が「負担や迷惑をかけたくない」と感じていることがわかりました。一方で、「あまりない」は7.8%、「まったくない」は16.4%にとどまっています。
老後や死後の手続きは、いずれ誰にでも関わるテーマといえます。多くの方が、自分自身のことだけでなく、残される家族や親族への影響まで考えていることがうかがえます。負担を減らすために、事前に準備しておきたいという意識が広がっているようです。
質問2:特に「迷惑をかけたくない」と感じる場面はどれですか。
では、具体的にはどのような場面で「迷惑をかけたくない」と感じているのでしょうか。
負担や迷惑をかけたくないと感じている方に、特にそう思う場面を聞いてみました。

最も多かったのは「遺品整理」で26.4%でした。
次いで「葬儀・納骨」が24.0%、「入院時の手続き・付き添い」が17.6%と続きます。
上位に挙がったのは、時間や手間がかかる作業や、本人でなければ判断が難しい場面です。遺品整理では残された家族が物の整理や処分を担うことになりますし、葬儀や納骨でも多くの準備や手続きが必要になります。
将来的に家族へかかる負担を、具体的に想像している人が多いことがうかがえる結果となりました。
質問3では、なぜそう感じるのか、理由も聞いてみたので、一部を紹介します。
「遺品整理」と回答した方
- 死んだ後の住まいの片付けなど、自分ではできないから(50代・男性)
- 遺品整理が一番体力と時間を使いそうだから(50代・女性)
- 遺族が価値を知らないものが多いから(50代・男性)
「葬儀・納骨」と回答した方
- 残った人に一番金銭面で負担をかけるから(50代・男性)
- 葬儀が終わったからと言ってそれで終わりではなく、この先も管理などが続くから(50代・女性)
- 全て人任せになる行事だからです(50代・男性)
「入院時の手続き・付き添い」と回答した方
- 経験上、一番大変なことが多い(50代・男性)
- 身体の自由が利かなくなってからの面倒を掛けるのが心配です(50代・女性)
- 病院の送り迎えなどで迷惑をかけたくないから(50代・男性)
体力的な負担や時間的な負担だけでなく、「自分がいなくなった後に家族が判断しなければならないこと」への心配も多く挙がりました。事前に整理や準備をしておくことが、残される家族の負担を減らすことにつながると考えている人が多いようです。
質問4:老後・終活について、家族・親族と話し合ったことはありますか。
続いて、負担や迷惑をかけたくないと感じている方に、老後・終活について家族・親族と話し合ったことがあるかを聞いてみました。

「定期的に話し合っている」が11.7%、「一度は話し合ったことがある」が18.8%、「話したいが、話せていない」が46.9%、「話し合う予定はない」が22.6%でした。
「話したいが、話せていない」と回答した人が最も多く、約半数にのぼりました。
負担や迷惑をかけたくないという気持ちがある一方で、実際に家族と話し合うことにはためらいを感じている人が多いことがわかります。
質問5:家族と終活について話しにくい・話し合えていない理由は何ですか。(複数選択可)
では、なぜ話せていないのでしょうか。
「話したいが、話せていない」「話し合う予定はない」と回答した方に、その理由を聞いてみました。

最も多かったのは「話すきっかけがない」で45.1%でした。
次いで「まだ早いと感じる」が30.8%、「自分自身も考えがまとまっていない」が25.7%と続きます。
話し合えていない理由として多かったのは、「話したくない」という意識よりも、会話を始めるきっかけや準備が整っていないことでした。老後や終活について考える必要性を感じていても、普段の生活の中では話題にしづらく、先送りになってしまう人が多いようです。
また、自分自身の希望や考えが整理できていないことも、家族へ伝える際のハードルになっていることがうかがえます。
質問6:家族に負担をかけずに老後・死後の手続きを済ませるために、今からできる備えをしていますか。
それでは、実際の「備え」はどこまで進んでいるのでしょうか。
続いて、家族に負担をかけずに老後・死後の手続きを済ませるために、今からできる備えをしているかを聞いてみました。

「すでに備えている」が19.6%、「備えたいが、何から始めればいいかわからない」が42.4%、「今のところ備える予定はない」が38.0%でした。
「備えたい」という意識を持ちながらも、具体的な行動に移せていない人が4割を超える結果となりました。必要性は感じていても、何を整理すればよいのか、どこから始めればよいのかがわからず、最初の一歩を踏み出せていない人が多いようです。
質問7:どのような備えをしていますか。(複数選択可)
一方で、すでに備えを始めている方は、具体的に何をしているのでしょうか。
すでに備えていると回答した方に、どのような備えをしているかを聞いてみました。

最も多かったのは「財産・契約情報の整理」で42.0%でした。
次いで「葬儀・お墓の準備」が35.2%、「エンディングノートの作成」が33.0%、「相続について家族と相談」が31.8%と続きます。
上位には、財産や契約情報の整理、エンディングノートの作成など、自分自身で取り組みやすい備えが並びました。一方で、専門家への相談や身元保証サービスの利用といった外部のサポートを活用している人は少数にとどまっています。
まずは身近にできる準備から始めている人が多いことがわかりました。
最後に、質問8では、どのようなサポートがあれば家族の負担を減らせそうか、自由に答えてもらったので、一部を紹介します。
- ケースバイケースで段階ごとに必要な手続きを実例を交えて教えてくれるサービス(50代・男性)
- 事前にすべてお任せできる業者があればよいですね(50代・女性)
- 死亡届など役所で行うべき手続きと、銀行口座や携帯電話の解約などをまとめてくれるサポートがあれば良さそうだと思います(50代・男性)
- 市役所のホームページなどで、AIサポートがあればいいなと思う(50代・女性)
- 第三者が全てのサポートをしてくれて、残された人には報告だけをしてくれるサービス。お金を払ってビジネスで頼んだ方が、身内よりも信頼できて丁寧にやってくれそう(50代・女性)
- すべきことをリスト化したものがあると便利かもしれない(50代・男性)
手続きの流れを整理した情報や、必要な作業をまとめて任せられるサポートを求める声が見られました。老後や死後の準備では、何をすればよいのかわからないこと自体が負担になっているようです。
具体的な手順を示してくれるサービスや、必要な場面で支えてくれる仕組みへのニーズが高まっていることがうかがえます。
まとめ
今回の調査では、50代以上の75.7%が家族・親族に「負担や迷惑をかけたくない」と考えている一方で、老後・終活について「話したいが、話せていない」と回答した方は46.9%にのぼることがわかりました。
多くの方が家族への負担を減らしたいと考えているものの、実際の話し合いや備えにはつながりにくい状況が見えてきました。その背景には、「話すきっかけがない」「何から始めればいいかわからない」といった、最初の一歩を踏み出す難しさがあるようです。
老後や死後への備えは、残される家族のためだけでなく、自分自身が安心して過ごすためにも大切な準備です。まずは財産や契約情報の整理など、できることから少しずつ始めることが、将来的な負担を減らす第一歩につながるのではないでしょうか。
当グループでは、「安心して心を託していただきたい」という想いから、3つの「心託(しんたく)プラン」を通じた終活サポートを提供しています。入院や介護施設への入居にともなう身元保証から、葬儀、お墓、行政手続きなどのご逝去後の対応まで、誰にも迷惑をかけたくない方が安心して老後を迎えるためのサポートをおこなっています。
老後や死後の準備について不安や疑問がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
<記事等でのご利用にあたって>
- 引用元が「株式会社NEXER Groupと想いコーポレーショングループによる調査」である旨の記載
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